【自分を満たすと得られる効果】
【自分を満たすと得られる効果】
私は、今からちょうど3年前、トルコに一人旅に行った。
その時の体験で今でも忘れられないことがある。
「感謝の気持ちが湧き上がり、あふれ出す。」という体験だ。
それまでの私は、どちらかというと、
感謝の気持ちが湧き上がるというよりは、
これこれこういうことしてもらってるから感謝しよう。
みたいに、理由付けがあり、感謝の気持ちを持つことを
自分の意志で行っていた感じだった。
もちろん、そういう感謝の仕方も必要で、
今も、ついつい謙虚さを忘れてしまいがちなことに対して、
感謝の気持ちを持つ意識は大事にしている。
しかし、感謝の「種類」と言えばいいのであろうか?
感謝しよう!と意識しなくても、
自然と湧き上がってくる感謝がある。
子供を産んだときに感じた感覚だ。
トルコでは、それが湧き上がるだけではなく、
どんどん、どんどん、
体全体からあふれ出してくるという感覚だった。
何故、あの体験をしたのか?
自分で自分を満たしきったからだ。
自身はそう考える。
今から考えると、トルコ一人旅は、
自分で自分を満たすための旅だったのだと想う。
自分が何故か惹かれる幾何学模様。
幾何学模様の宝庫であるトルコ。
「行ってみたい!」
自分がやろう!!と想ったことを行動に起こし、
それまで、お金も時間も家族優先で使ってきた自分であったが、
思い切って、お金も時間も自分を優先させることに使った。
自己信頼、自己尊重を満たす行為だ。
トルコでは、
幾何学模様が素晴らしいのもさることながら、
人のすばらしさも感じることができた。
親以外の人にこんなに親切にされたことはない!
と想うくらい親切な方と出会えたのだ。
「今目の前にいる人を全力でサポートする」
そんな人との出会いから、
本当にこの国に来てよかった。
私をここに連れてきてくれてありがとう。
という気持ちになった。
そう想ったら、涙がとめどなくあふれてきた。
私をトルコに連れてきた自分に対して、
快く送り出してくれた家族に対して、
応援してくれた人々に対して、
心配してくれた人に対して、
反対してくれた人に対して、
何かわからない力に対して(宇宙?神様?)。
全てに対していくら感謝しても感謝しきれない気持ちになった。
今まで抱いていた、怒り、憎しみ、苦しみ。
そういったものまでが感謝の気持ちでかき消されていく。
そんな感覚すらあった。
感謝の気持は、幸福感に直結する。
幸福度が増すと、活力がみなぎる。
みなぎった活力を今度は自分以外の人のために使うと、
それがまた自分の喜びとして返ってくる。好循環だ。
心穏やかにいられる時間が増える。
心にスペースができる。
心にスペースができると、
刺激に対して思考(セルフトーク)を入れられる。
選択型の人生が歩める。
人生をビュッフェのように楽しむことができる。
(主体的生き方)
結果、
自分らしく幸せで豊かに生きる
ことができる。
2021年7月16日