【逃げの口実】
【逃げの口実】
先日の一般社団法人MindLabo
風の時代に必要なマインドセット講座で
「逃げることも戦い」
ということを学んだ。
「相手を変えよう、従わせようとすることが戦い」
ということは、わかりやすいし気付きやすい。
しかし「逃げることも戦い」ということは
知識として知っていないと理解しずらいし、
意識していないと気付きずらい。
自身を振り返ってみる。
本当は違う意見を持っていたり、
こうしてほしいという要望を持っていたりしても、
苦手な相手には伝えずに、
伝えることから逃げている自分がいた。
言わないことで、不都合なことが起きているため、
本当に言わなくていいのだろうか、
言わないという選択は間違っているのではないだろうか、
と自分の中で葛藤が生まれている。
「戦い」とはこれを言うのか!
さらに気付いたことがある。
1か月くらい前の勉強会で、
自分が失敗した時にどんな言葉を投げかけているか?
の質問に、「自分、〇〇だなーってまず言う。」と答えた。
「言葉に発しないまでもその言葉、他人にも使ってませんか?」
という質問が返ってきた。
どきっとした。答えはYESだからだ。
「どうしてその言葉を使っているか何か理由があるのでしょうね。」
マイメンターの言葉が1カ月ほど心の片隅でもやもやしていた。
(〇〇に入る言葉は軽蔑を表す言葉なので表現を差し控えます(^^;))
やっとわかった。
逃げの口実に使っていた言葉だったのだ。
「あの人は〇〇だから、しょうがない。言ったところで伝わらない。」
苦手な相手と対話することから逃げる口実に使っていたのだ。
逃げている自分に気付けたことは大きな進歩だ。
気付けたら後は行動をどうするかだ。
そのまま「逃げ」を選択し心の葛藤を産み出すのか?
相手がどんな反応をしようとも伝えるだけ伝えてみるのか?
選択するのは自分だ。
2021年5月11日