【違いは価値】
【違いは価値】
先日、【無意識にアファメーション】という記事を投稿したが、
「違いは価値」
この言葉も無意識にアファメーションしていた言葉の一つだった。
そんな気付きを、ある年配の方と話していて気付いた。
私が所属する一般社団法人MindLabo
(旧一般社団法人セルフマネジメント開発協会)
のセミナーの冒頭で必ず、参加のお願いということで、
「☆違いは価値
違いは嫌いだと反応しがちですが、
他者から違った考え方や行動を学ぶことで視野・視点が変ります。」
と伝えている。
自分がインストラクターとして登壇するとき、
練習も含めれば、ここ2~3年の間、数えきれないくらい使っている言葉だ。
ある年配の方と会話をする中で、
私の過去のある行動について、
「ああいうやり方はない!」と憤りを感じたと告白された。
「えー!!」びっくりだった。
そんなこと何で気にするの?
イラっとしている自分に気付く。
「違いは嫌いだ」と反応している自分だ。
瞬時に「価値観の違いだな」と悟った。
「違いは価値」この言葉を自身がいつも発していたおかげで、
とにかく相手の話を聴こうという気になった。
話を聴けば聞くほど、
価値を置いているところがお互いに違うことに気付く。
相手の言っていることも、
言われてみればそうだよなということが多々あった。
(その当時は全く気が付いていなかったが・・・)
相手を、怒らせ、
寂しい気持ちにもさせてしまっていたことに対しては
真摯に謝罪することができた。
言ってくれてありがとうともいうことができた。
相手の話を聴き、相手の気持ち、考え方を受け入れたうえで、
「でも私はこう思う」ということは伝えられた。
それも進歩だ。
以前の私だったら、
言いやすい相手であれば、
私が正しい、あなたの考えは間違ってる。
そんな主張をしていただろう。
言いづらい相手であれば、
本当は私が正しいと想っているのに、
言いたいことを我慢してイライラを貯めていただろう。
今回、相手のことに聴く耳をもて、
ありがとう、ごめんなさいが素直に言え、
自分の考えも正しさに固執せず伝えられたのは、
どっちの考え方もありだよな。
良い悪いではないよな。
そういう考え方ができるようになってきたから
できた行動だったと自負している。
アファメーション効果。
ありがたい。
2021年4月23日