【誉め言葉を受け入れられない自分】
【誉め言葉を受け入れられない自分】
私が勤務する会社で初となるオンライン懇親会を開催する。
発案者の私が企画担当に選ばれた。
参加対象者は14名。
しかしZOOMの経験がない人が多く、
その不安からなのかどうか理由は定かではないが、
積極的に”出席します!”と言う人は、
企画した当初は数名だった。
例え数名でも出席してくれる人がいるのであれば、
”やろう!”と前向きに事を進めていたら、
結果的に、3分の2以上の人が参加してくれることとなった。
参加できない人の中には、
「どうしても用事が外せなくて・・・。本当は出席したかったのに。」
と言ってくださる人もいたので、8割の賛同を得られたことになる。
そのことを知った同僚から「もっさん(←私のこと)の人望ですね」
とお褒めの言葉を頂いた。
「そんなことないですよ~」
とっさに出た自分の言葉に自分でもびっくりした。
私は私のことを「人望がない」と想っていたのだ。
何故私は自分のことを「人望がない」と想っていたのだろう?
過去に人望を集めた経験がないかからだと想われる。
過去に自分がプライベートで企画したイベントに
想うように人が集まらなかったり、
誘っても断られたりなど、
そちらの経験しか思い出せない。
それゆえ、今回多くの人の賛同が得られたにも関わらず、
しかも「人望ですね」と言ってくれる人までいるのに、
得られた成果や、「人望ですね」の言葉を受け入れられない自分がいる。
「たまたま参加してくれただけだよね」とか
「会社の行事として仕方なく参加してくれるだけだよね」とか
「サブの企画担当の人の人望だよね」とか
受け入れない言葉ばかり並べ立てている自分。
私は、自分の短所や嫌いな所は
積極的に受け入れようと想えるのに、
誉めていただいたこと、
実際に得られた良い結果に対して、
何故、受け入れることがここまで消極的なのか?
受け入れることに対して、何をそんなに恐れているのか?
うーん。
すぐに答えは出そうにない。
しかし、問いを持つことで、
ある時ふと答えが導きだされるかもしれないし、
未知なる自分を発見するきっかけにもなるかもしれない。
しばらく様子を見てみよう。
2021年2月20日