【インストラクターになった理由②】
【インストラクターになった理由②】
マインドについて心惹かれるままに学び、
気が付いたら夢中になっていた。
そして、学んだことを実践し、
自身の内側が進化、変化、変容していくことによって、
生き辛さから解放され、
生きることへの意欲、希望、幸福感が増していった。
インストラクターになった今、
この経験を伝えていきたいという想いはもちろん強い。
半端な気持ちでインストラクターになったわけでもない。
(うちの社団はそう簡単に試験に通らない。現に私は1度落ちている。)
しかし、実は、「伝えたい!」よりも、
「インストラクターになる」と決断した方が順番が先なのだ。
だから、何故インストラクターになったのか?という問いを立てると、
言葉に詰まる自分がいる。
そんな自分の状況から、以前に読んだ本を思い出した。
サイモンシネックの「WHYから始めよ」だ。
内容を以下に抜粋する。
『決断をくだしても、何故その決断をくだしたかという理由を言葉で説明するのは難しい。意思決定をつかさどる脳の部位は言語機能をつかさどっていないからだ。例えば既婚者に「何故いまの伴侶と結婚したのですか?」と尋ねた時、論理的に説明しようとすると「愉快だし、頭も良いから。」など口走るが、愉快で頭の良い人なんてごまんといる。それでも結婚したのは性格や能力以上の理由があったからだ。その理由とは、感情を大きく揺り動かされたことなのだが、それを言葉で説明するのは至難の業だ。』
とある。
まさにこの状態だ。結婚した理由を論理的に説明しようとすると、言葉に詰まる。
とってつけたような言い回しになってしまう。この例と同じように、「何故インストラクターになったか?」という問いに答えようとすると、熱い思いはあるのに言葉で上手く表現できない。
これは、「直感による決断」「心による決断」だから、当然のことなのだそうだ。
直感による意思決定は大脳辺縁系で生じ、大脳辺縁系には言葉をつかさどる機能がないからだ。
何故インストラクターになったのか?
振り返ると、マインドについて
学びたいことを、心赴くままに、
夢中になって学んできた中で、
直感による意思決定をし続けてきたように想う。
「直感による意思決定の連続」
これにより私はここにたどり着いた。
これが答えだ。
2021年2月17日