【複読のすすめ】
【複読のすすめ】
私は本を読むのが遅い。
「なんとなく良さそう」と想って買った本、
「読みたい!!」と想って買った本であっても、
ちょっと読んだだけ、
或いは手つかずのままどんどん増えている。
昔の私は
「本は最初から最後まで順番通り全部読まねばならぬ!」
という考え方だった。
そして、「全部読まねば次の本に移ってはならぬ!」
いうこだわりもあった。
だから、読み始めてみたが
「自分の好みの本ではなかった」と感じた本でも
「最後まで読まなきゃ!!」という想いで読んでいたので、
読書が時には苦痛となっていたし、
楽しむというよりは、「すべき」という想いの方が強かった。
その考え方が変わったのが、
何年か前に読んだ本の中に書かれていた
「好きなところから読んでいい」という文章だった。
固定概念が強かった当時の私にとっては
目からうろこの考え方だった。
それだけでも、先に述べた苦痛や、
途中までしか読めてない自分を責める気持ちが減って
楽になったのに、
「複読」というやり方を取り入れたことで
更に読書が楽しくなった。
「複読」をすすめてくださったのはマイメンターだ。
複読とは「複数の本を読む」という意味だが、特にルールはない。
私の場合は、その日に読む本の選び方も、読み方も様々。
選び方は、直感の時もあれば、
その時の気分の時もあれば、
その時知りたい情報が載ってそうな本を選ぶこともある。
読み方は、興味のある所から読む場合もあれば、
同じところを何度も読む場合もあれば、
一日に複数の本をちょこちょこ読むこともあれば、
最初から最後まで順番に読むこともある。(特に小説)
この自由な感じが私には合っている。
とにかく楽しい。楽しめている(^^♪
それと、
ちょっとしか読んでいない本が増えていっても、
「読まなきゃ」という焦りや、
「買いすぎてしまったー」と
自分を責めたり、悔やんだりする気持ちが減り楽になった。
しかし、それにしても、本が山積みとなってきている現状は、
この連休中でなんとかしたい。
外出もできるだけしたくないから丁度いい(^^)/
整理するぞ!!
2021年1月2日