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【何故かわからないけど】を行動に起こす ~決心までの過程②~

【何故かわからないけど】を行動に起こす 

~決心までの過程②~

 

「ふと」「なんとなく」「直感」「何故かわからないけど」

この感覚に従うことを意識して繰り返していくと、

次第に物事がうまく回りだしていった。

これらの感覚(=心の声)に意識を向けることで、

物事を選択するとき、

自分の感情が「快」を感じる方を

選ぶようになっていったからと推測する。

(快とは、うれしい、楽しい、わくわくする、期待感、幸福感、癒されるなど)

「快」を選ぶと何故か物事がうまくいく。理屈ではない。

 

昨年(2019年)の夏、私はスイス1人旅を決行した。

「何故かわからないけど行きたい!!」を行動に移すためだ。

 

きっかけは、私の所属する社団(現在の一般社団法人MindLabo)の

セミナーに受講者として参加した時のことだ。

そのセミナーの中のワークで

「もし時間にもお金にも制限がなかったら何がしたいですか?」

という問いを投げかけられた。

私は瞬時に「ヨーロッパに行きたい!」とよぎった。

しかし、言葉にするのをためらう自分がいた。

なぜなら1度言葉にしてしまったら、

行動に起こしたくなる自分の性分を知っていたからだ。

2018年にトルコに行ってきたばかりなのに、

2年連続で海外旅行なんて、

確実に反対する人が1人いることは簡単に予想できたし、

ごく一般的な会社員なので、費用と時間をやりくりする課題もある。

旅行は好きではあるが海外は数えることしか行ったことがなく、

出発前の1か月くらいは、吐きそうなくらい怖くて不安な日々を送らなければ

いけないことをトルコに行く前に体験した。

不安と恐れ、打算と損得勘定から、

「ヨーロッパに行きたい!!」を敢えて飲み込んだ。

それから数か月後、会社の朝礼テーマが

「行ってよかった旅行先」となり、

毎朝当番の人が旅の思い出を発表するようになった。

約100人いる社員が毎朝一人づづ発表していく中で、

日本国内の話より、海外の話の方がよりわくわくする自分に気付いた。

そしてある日、ヨーロッパの話が出てきたとき、

無意識に身を乗り出し、やや足をジャンプさせ、

ヨーロッパの旅話にわくわくしている自分がいた。

 

私は悟った。

「この心の声は本物だな」と。

 

次回へ続く

 

2020年12月20日