【勝手に用意される】
【勝手に用意される】
私たちは、心に羅針盤を持って生まれてくる。
だから心の声を聴いて人生を歩めばうまくいく。
知識として得ただけでは、理解できないことだった。
でも何故か、信じている自分がいた。
信じて実践している自分がいた。
自己否定が強いことにより、
ダメな自分を隠すため、
社会人として、母として、嫁として・・・
役割をこなすことに必死で、
自分の気持ちを後回しにすることが当たり前になっていた。
自分が本当にしたいこと、喜びを感じること、
逆に、嫌なこと、ほんとはやりたくないこと、
ほとんどわからなくなっていたし、
自分の気持ちを後回しにすることに
何の疑問も抱いていなかった。
しかし、「自分を大事にする」
と心に決めた5年前から、
自分の本心(心の声)を聴いてあげることが、
自分を大事にすることだということが、
徐々に徐々に実感できるようになってきた。
直感を信じたり、
ふと思ったことを行動に起こしたり、
何故かわからないけど好き、
何故かわからないけどやってみたい、
そんな想いを大事にしたり、
ささいな感情もキャッチしたりするように心がけた。
最初のうちは、
心の声をうまく聴くことができなかった。
頭で考えたことと区別できなくて、
頭の声を心の声と勘違いするなんてことがよくあった。
マイメンターからフィードバックをもらい軌道修正したり、
トライ&エラーを繰り返した。
努力の甲斐あって、
最近は自分の心の声が聞こえている実感がある。
そして、心の声に従うようにしていると、
物事がうまく運ぶということも体感している。
私は自分の辛かった経験から、
人の気持ちを楽にしたり、明るくしたりしたい。
「人のために支援したい」この想いが非常に強い。
心の声だと確信している。
この想いにエネルギーを注いでいると、
ひょんなところから席が用意されるからびっくりだ。
会社では、「人のために支援したい」という想いを
話す機会もないし話したことはない。
だから、プライベートでマインドについて学んでいること、
学んだことを世の中に発信していることは、だれも知らない。
なのにある日突然、会社の社員育成委員会のメンバーに選ばれ、
1年後、委員長のアシスタントに推薦され、
つい最近、メンター教育係も仰せつかり、
あれよあれよという間に、
私がやりたい「人の支援」ができる環境が勝手に用意された。
誰に頼んだわけでもないのに。
心の声が聴こえ始めて間もない段階でこの状況だ。
これが摂理というものか。
2020年12月1日